はじめに
YEAR OF THE GOATはスウェーデンのオカルト／サイケロックを主体に、1970s風のヴィンテージ感とミステリアスな世界観を融合させたバンドです。
2019年リリースの前作『Novis Orbis Terrarum Ordinis』は70年代ロックの暗さと現代性が同居した傑作アルバムだったのですが、6年振りとなる新アルバム『Trivia Goddess』が9月にリリースされます。
新アルバムについて
どうやら、新アルバムは女性が宗教・社会によって“悪”とされた歴史にフォーカスしているようです。タイトルの『Trivia Goddess』は魔女の母とされる女神ヘカテへのオマージュ、魔女狩りの象徴だとか。
シングル「Alucarda」のPVも公開されてますね。
70年代ハードロックのキャッチーで重厚な響きに満ちたサウンドになってます。
ドイツのアンネリーゼ・ミシェル（1970年代に67回ものエクソシズムを経験し、最終的に死亡）にインスピレーションされて曲のようですね。
Alucarda came to us one late night and told us a story of how girls in particular have been accused of demonic possession, witchcraft and all sorts of evil throughout history. The spirit of Alucarda opened our eyes to the story of German girl Anneliese Michel, who went through 67 Catholic exorcism rites in the seventies and finally died from malnutrition and dehydration, due to neglect by her parents and priests. Anneliese was only one woman in a long row of women and girls mistreated by the misogynic and evil system of the Abrahamic religions.
最後に
前作が大変好みだったので、新アルバムも楽しみです。
ヨーロッパでの活動が中心のようですし、来日公演の可能性は低いかもしれませんが、私は日本で見たい！
という訳で、今後もこのバンドの情報を取り上げていこうと思います。
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