はじめに
いわゆる「産業ロック」の代表格ASIA。
『Asia』『Alpha』と続けて大ヒットアルバムをリリースしますが、3作目『Astra』は商業的に失敗に終わります。日本ではオリコン15位と健闘したようですが。
アルバムを聴いてみると、確かに1stや2ndと比べて曲が弱い気がします。何と言うか、全体的にパッとしないんですよね。
そんな中で、ASIAの魅力が発揮できているのが1曲目の「Go」です。
曲の魅力
「Go」はASIAが1985年にリリースした3rdアルバム『Astra』に収録されています。
前向きで力強いロック・ナンバーで、メロディアスなサビと80年代の洗練されたシンセ・サウンドが特徴です。
「Go」は、アリーナ・ロックのような広がりのある音作りで、シンセとギターのバランスが絶妙。イントロのシンセリードやドラムの重厚さは、80年代ならではの迫力です。
「Go」は英語で「進め!」という意味のシンプルな言葉ですが、この曲でも「恐れるな、前へ進め!」という強いメッセージが込められています。サビでは「Go」を繰り返し、聴いていて勇気をもらえるような構成です。
また、プロダクションも素晴らしいです。
音の抜けやバランスが非常に良く、スタジアムで鳴らすことを想定した「ビッグサウンド」に仕上がっています。
最後に
産業ロックだろうと何だろう良いものは良いのです。
是非、聴いてみてほしいですね。
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