この曲を聴こう

【この曲を聴こう!】Queensrÿche – Eyes Of A Stranger

この曲を聴こう
スポンサーリンク

はじめに

ヘヴィメタルにおけるコンセプトアルバムの金字塔といえば、Queensrÿcheの『Operation: Mindcrime』ではないでしょうか。

メタルの重量感にプログレ的な構成美を融合したサウンド、そして政治的陰謀や洗脳をテーマにした壮大な物語で高く評価されました。

そのラストを飾る曲が「Eyes Of A Stranger」です。

曲の魅力

Queensrÿche の「Eyes Of A Stranger」は、彼らの代表作『Operation: Mindcrime』(1988年)のラストを飾る楽曲で、アルバム全体のストーリーを締めくくる重要な位置を担っています。

『Operation: Mindcrime』はロック・オペラ的なコンセプト・アルバムで、政治的陰謀や洗脳をテーマにした壮大な物語が描かれています。「Eyes Of A Stranger」はその最終章であり、主人公が自分自身を見失い、虚無感や喪失感と向き合うシーンを象徴しています。

魅力としては、まずジェフ・テイトの圧倒的なボーカルが挙げられるでしょう。

ジェフ・テイトのボーカルは劇的で表現力豊か。低音域の憂いを帯びた声から、サビで一気に伸び上がるハイトーンまで、感情を余すことなく表現しています。特に、サビの「Eyes of a stranger…」と突き抜ける部分は、アルバム全体のカタルシスを感じさせます。

メロディアスなヘヴィメタルとプログレッシブ・ロックを融合したサウンドも完成度が高いです。美しいメロディとパワフルなリフのコントラストが良いですね。曲の後半にかけての展開は「物語の幕が下りる」ような余韻を持たせ、アルバムの締めくくりにふさわしいです。

最後に

「Eyes Of A Stranger」が収録された『Operation: Mindcrime』は、非常に完成度の高い作品です。

この曲が気に入ったのなら、アルバムを通して聴くことをおすすめします。

PR

オペレーション:マインドクライム(SHM-CD) – クイーンズライチ

コメント