オリジナルのベストアルバム

【オリジナルのベストアルバムを作ってみた】IRON MAIDEN編

オリジナルのベストアルバム
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はじめに

ある日、Spotifyを見ててあることに気付いた。プレイリスト機能を使えばオリジナルのベストアルバムが作れるじゃん!というわけで、CD2枚組という想定で、IRON MAIDENのオリジナルベストアルバムを作ってみた。

完成プレイリスト

解説

コンセプト

まずは、誰をターゲットにするかを決める。IRON MAIDENは活動期間が長いだけあって知名度は高いが、ちゃんと聴いたことがないという人も多いだろう。というわけで、「ロックやメタルは聴くけどIRON MAIDENは聴いたことがない」層にバンドの紹介する、というコンセプトで選曲したい。

さて、対象のアルバムについてだが、9枚目までに絞ることにした。10枚目以降にもいい曲はあるが、IRON MAIDENの紹介という意味では初期に絞った方が分かりやすいだろう。また、ディスク1は1st~5thで、ディスク2は6th~9thで選曲することにした。6thからギターシンセを取り入れてサウンドが変化したため、導入前と混ざるのを避けたかったからだ。

ディスク1

#タイトルアルバム
1Iron MaidenIron Maiden3:34
2ProwlerIron Maiden3:55
3PurgatoryKillers3:20
4Remember TomorrowIron Maiden5:28
5WrathchildKillers2:55
6Phantom of the OperaIron Maiden7:21
7KillersKillers5:01
8The Number of the BeastThe Number of the Beast4:50
9Run to the HillsThe Number of the Beast3:53
10The TrooperPiece of Mind4:12
11The PrisonerThe Number of the Beast6:02
12Where Eagles DarePiece of Mind6:12
13Aces HighPowerslave4:31
142 Minutes to MidnightPowerslave6:03
15Flight of IcarusPiece of Mind3:50
16Hallowed Be Thy NameThe Number of the Beast7:11

ディスク1は1st~5thからの選曲になるが、2ndまでのボーカルがポール・ディアノで3rd以降がブルース・ディッキンソンと途中で替わる。ボーカルが混ざるのは避けたいので、前半をポール期の1stと2nd、後半をブルース期の3rd~5thと分けることにした。

さて、1曲目であるがバンド名を冠した「Iron Maiden」にした。1stの1曲目「Prowler」でも問題ないが、バンドの紹介ということを考えるとやはり「Iron Maiden」が相応しいだろう。2曲目は「Prowler」、3曲目は「Purgatory」とスピードチューンを並べ、その後に「Remember Tomorrow」で緩急をつける。5曲目は初期メイデンの代表曲「Wrathchild」、6曲目は大作「Phantom of the Opera」と続けて、最後は2ndの表題曲「Killers」でポール期を締める。我ながら完璧だ。

8曲目からはブルース期になるが、その1曲目として「The Number of the Beast」を選んだ。ナレーションから始まるこの曲は、ポール期の空気を一掃するのにピッタリだったからだ。そこから、「Run to the Hills」「The Trooper」とライブでも定番の名曲を続ける。その後は、「The Prisoner」「Where Eagles Dare」と若干地味な曲が並ぶが、超名曲「Aces High」を置いて一気に盛り上げる。その次はもちろん「2 Minutes to Midnight」だ。そして、「Flight of Icarus」を挟んでラストは超名曲「Hallowed Be Thy Name」。これ程ラストに相応しい曲もないだろう。

これで、収録時間78分とギリギリ80分に収まった。本当は「Rime of the Ancient Mariner」も入れたかったが、どう考えても入らないので泣く泣くカット。10分超の曲は扱いに困る。

ディスク2

タイトルアルバム
1MoonchildSeventh Son of a Seventh Son5:40
2The Evil That Men DoSeventh Son of a Seventh Son4:34
3Wasted YearsSomewhere in Time5:09
4Bring Your Daughter… to the SlaughterNo Prayer for the Dying4:43
5Afraid to Shoot StrangersFear of the Dark6:56
6Fear of the DarkFear of the Dark7:18
7Caught Somewhere in TimeSomewhere in Time7:27
8Deja VuSomewhere in Time4:58
9The Loneliness of the Long Distance RunnerSomewhere in Time6:33
10Fates WarningNo Prayer for the Dying4:10
11Judas Be My GuideFear of the Dark3:08
12Seventh Son of a Seventh SonSeventh Son of a Seventh Son9:54
13Only the Good Die YoungSeventh Son of a Seventh Son4:42

ディスク2はブルース・ディッキンソンの語りから始まる「Moonchild」を1曲目にした。そこから、「The Evil That Men Do」「Wasted Years」「Bring Your Daughter… to the Slaughter」と5分前後の曲を並べ、その後に「Afraid to Shoot Strangers」「Fear of the Dark」と大作を続ける。余韻に浸ったところで「Caught Somewhere in Time」で流れを変え、「Deja Vu」「The Loneliness of the Long Distance Runner」といった6thの名曲を並べた。そして、隠れた名曲枠の「Fates Warning」「Judas Be My Guide」からラストの「Seventh Son of a Seventh Son」「Only the Good Die Young」につなげる。「Only the Good Die Young」は、「Moonchild」と対になる形で、ブルースの語りで締められるのでラストにピッタリだ。

これで、収録時間は75分。あと1曲入れられそうだが、無理に何か入れてアルバムのバランスを崩すのもどうかなということでやめた。

最後に

こうやってベストアルバム用に選曲したり曲順を考えたりするのって楽しいね。次はJUDAS PRIESTでやろうかなって思ったけど、IRON MAIDEN以上に大変だなこれ。『Turbo』とか『Painkiller』の扱いをどうするか凄い悩む。というわけで、JUDAS PRIESTは誰かやってくれ!

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