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【この曲を聴こう!】TWISTED SISTER – Burn in Hell

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アメリカのグラムメタルバンド、TWISTED SISTERは1984年リリースの3rdアルバム『Stay Hungry』で大成功を収めた。「We’re Not Gonna Take It」や「I Wanna Rock」といったシングルヒットが、その人気を牽引したのは間違いないだろう。

ロックミュージックを敵視する父親や教師を、バンドが痛快にぶちのめす。そんなコミカルなMVはMTV時代とも相性抜群で、多くの若者の心を掴んだ。

この2曲の印象から、TWISTED SISTERに“陽キャなパーティーメタル”というイメージを持っている人も多いかもしれない。しかし、『Stay Hungry』には、それとは対照的な重くダークな楽曲も収録されている。

そこで紹介したいのが、「Burn in Hell」だ。

イントロからして空気が一変する。「みんなで騒ごう!」ではなく、「何かヤバい儀式が始まる…」といった雰囲気。ヘヴィなギターリフは不穏そのもので、聴き手をじわじわと引きずり込んでいく。

さらに、“You’re gonna burn in hell”というシャウト、そして“Hear no evil”以降の呪文のような語りが、楽曲全体に悪魔的な世界観を与えている。

こうした演劇的でダークな魅力もあってか、ノルウェーのシンフォニック・ブラックメタルバンドDIMMU BORGIRもこの曲をカバーしている。

これがまた素晴らしい。原曲の持つ不穏さや禍々しさを活かしながら、シンフォブラックらしい荘厳さと終末感を加えることに成功している。

という訳で、「We’re Not Gonna Take It」や「I Wanna Rock」のような痛快なパーティーチューンだけでTWISTED SISTERを語るのは、やはり少しもったいないと思う。「Burn in Hell」には、このバンドが持つ演劇性やダークなセンス、そしてヘヴィメタルバンドとしての底力がしっかり刻み込まれているのだから。

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Stay Hungry

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